プロフィール
大学:学習院大学
部活動:サッカー部
名前:細谷志温
内定先企業:コンサル
大学時代はリーグ1部の体育会サッカー部で練習に打ち込む一方で、モチベーション係として組織の方向性を揃えることに注力していた細谷さん。
質と量を意識した行動力で納得内定を掴み取った細谷さんの就活に迫りました。
12月からのギアチェンジ
就活自体は周りに合わせて夏ごろから始めていましたが、就活のスピード感が一気に早まったのは12月以降です。きっかけは初めて対面で行ったOB訪問で、何十歳も年上の社会人の先輩にかなり厳しいフィードバックをもらったことでした。
その時に「今のままでは自分やばいかも…」という危機感を持ったのと同時に「この人を見返したい!!」とも感じましたね(笑)
『質×量』で一気に加速!
この出来事がきっかけで何をするにしても「目的意識」を強く持つようになりました。例えばOB訪問1つとっても「ここに食いつかれるんだ!」「こんな話し方が求められるんだ!」といった部分を細かく意識し、『質』を上げることにこだわりました。
これに加えて1月には多い時で1週間に25人ほどOB訪問をして『量』の部分でもインプットとアウトプットを繰り返していきました。
何のために就活するのか?
OB訪問をやっていく中で目的意識のこだわりが生まれましたがこれは就活全体を通しても同じだと思います。
「なんのために就活をするのか?」を考えて自分自身の就職活動の目的を明らかにすることが大切だと実感しました。
就活は人生の通過点
就活の目的を考えたときに、私自身は自分の人生の通過点として向き合いたいと思いました。そこで「人生の通過点で何を得たいか?」を考えたときに改めて自己分析の大切さと必要性に気づきました。
自分のやりがいや性格、将来像を自己分析で明らかにすることで初めて「どの会社に入るべきか?」が見えてくると思います。
自己分析から導いた就活軸
(1)挑戦できる風土か?
これまでも多くのことに挑戦してきた人生でしたし、その挑戦の中に楽しさや成長実感があったのでここの部分は何よりも大事にしたいと思いました。
具体的には「若手から挑戦できるか?」「年齢関係なく意見が言える環境か?」という部分を見ていました。
ある大手のグループ会社では親会社がやらなかったことを子会社が代わりにやっているという話を聞き、与えられた仕事をただこなす会社は自分には合ってないなと思いました…(笑)
(2)提案・課題解決ができるか?
自己分析を通じて、組織に生まれる課題を解決し、それによって周囲から感謝されることが自分自身の一番のやりがいだと感じていたためこの軸を決めました。
逆算してから動き出す
面接では常に「自分になにが求められているのか?」を考えそこから逆算して話すことを考えていました。例えば1次面接では基本的なコミュニケーション力や分かりやすく伝える力が求められる一方で、2次面接では志望動機や周囲との差別化を見られると思いました。
ここを徹底的に意識して面接に臨んでいたので面接が苦手に感じることはなかったです!
大事なのは面接の「練習試合」
自己分析したり、ESを書いたりと就活ではやることがたくさんあると思うのですが、これはサッカーでいう「パス」や「ドリブル」でしかないと思います。部活であっても就活であってもいかに本番と同じように力を発揮できるか?が必要になってきます。
その中で模擬面接は自分にとって欠かせない「練習試合」でした。自分の力を最大限発揮するためにも模擬面接では常に本番を想定して行っていたことが大事だったと思います!