先日、大手人材会社、株式会社ディスコより「22卒・6月1日時点の就活状況データ」が公開されました。
コロナ禍でオンラインでの就活が当たり前になり「周りの就活状況が見えなくなった22卒」
体育会学生のみならず、全学生がどのような就活状況なのか?
データを元にお伝えします。
*キャリタス就活2022 学生モニター調査結果
(https://www.disc.co.jp/wp/wp-content/uploads/2021/06/202106_gakuseichosa_soku.pdf)
6月1日時点の内定率は?
『71.8%』(5月1日時点:58.4%)
昨年同期実績を、7.8ポイント上回りました。(昨年同期:64.0%)
この1ヶ月間で13.4ポイント上昇したように、早いペースで内定を出した企業が大きく増えたことがわかります。
新型コロナウイルスの影響を受けていない2年前の6月(2020卒者6月 71.1%)と同水準となりました。
就職活動を終えた学生の割合は?
『47.5%』
昨年:35.2%
一昨年:43.9%
6月1日の時点で就職活動を終えた学生は、昨年度、一昨年度よりも高い水準となりました。
就職活動を続けている学生としては、24.3%が内定有、28.2%内定無となっています。
「内定有」の学生が就活を続ける理由とは?
1位 46.2%本命企業の選考途中
2位 24.1%内定企業が自分に合っているかわからない
3位 13.8%内定企業に優劣がつけれない
46.2%で「選考途中」である学生が一番多く、昨年に比べると8.9ポイント減少し、就職活動が早期化していることがここからもわかります。
続いて24.1%(昨年比3.4ポイント上昇)で「自分に合っているかわからない」、
13.8%(昨年比4ポイント上昇)で「優劣がつけれない」となっています。
内定を持っていても、迷っている学生が多いことがわかりますね。
無い内定の現状は?
今現在内定を持っていない学生へのアンケートでは、
「選考中の企業から内定をもらえるかはわからない」が53.1%、
「持ち駒もなく、見通しが立っていない」が20.4%となっています。
早期化した就職活動にも、ここにきて厳しさを表しはじめていることがわかります。
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