就活生に一押しの本 ”メモの魔力”と”絶対内定2020”

目的のない自己分析は無意味 『絶対内定2021


突然ですが、『絶対内定20XX(毎年発刊されている)』という本をご存知ですか?

就活生だけでなく、大学、OBOG、キャリアセンターなどから絶大な人気を誇る「自己分析といえばこれ!」という本です。




実は私も就活生時代に、この本を購入し、自己分析をしよう!と意気揚々としていました。

ざっくり言うと、この本では自己分析に必須と言われる様々な設問が載っており、それに回答していきます。
例えば、10年後はどのようになりたいですか?や、大学時代に一番頑張ったことはなんですか?などの質問がたくさん載っています。


全500ページもあるこの本をしっかりとやれば先輩たちみたいにしっかりとした自己分析ができるんだろうな!よし頑張ろう!
と思い、毎日2時間ずつ、約2週間をかけてやりきりました。



(結構大変…)

…あんなに意気揚々と取り組んだのに、2週間後の僕はなにも変わっていませんでした。笑

全ての設問に答えたのですが、正直長すぎて、いつのまにか目的が


自己分析→絶対内定をやりきる


に変わってしまっていたのが一番の原因です。


本来は、大学で一番頑張ったことは何ですか?

という設問に対しては、


①一番頑張ったことをそのまま記載(事実)

②なぜ頑張れたのかを抽象化(解釈)

③抽象化した内容を企業選びに利用する


ざっくりと、このようなフローを経なければなりません。

ですが、当時の僕は①番まで回答をして満足していました。


①高校時代のテニス部での活動

(終わり…)


本来は、大学で一番頑張ったことは何ですか?という設問に対しては、

①高校時代のテニス部での活動

②キャプテンに任命してもらい、誰よりも責任感を感じ、監督が自由にやっていいよと伝えてくれたから

③会社においても、責任と自由を与えてくれる会社で働きたい


このように回答しなければなりません。

ですが、意外とこの考え方を身に着けて、自己分析を行うのって難しいんです。
そこで出会ったのが有名なあの本です。


目的や、やり方が明確にできた『メモの魔力』


「絶対内定」なんて意味ないじゃん。


そんなことを思って約3年が経った日にたまたま「メモの魔力」という本を手にしました。
この本はまだ知らない方も多いと思うので、簡単に説明すると


・著者 前田裕二(石原さとみの彼氏、株式会社SHOWROOM 代表取締役)

・メモを取りまくることで、事実を抽象化し、それを他分野に転用(難しい…下記にて詳しく説明します!)

・日々の学習・成長スピードが劇的に速まる

・メモをとることは、そのまま自己分析にも応用でき、自分のコアを見つけて、情熱を持って人生を前に進められるようにもなる


と、書き始めると止まらないので、


具体的な話をすると、例えば高校時代に一番楽しかったことはなにか?という設問があったとしたら、この本には以下のようにノートを取ることで、知見を深めていく内容となっています。



そう、先程の絶対内定の部分でもふれた、本来踏むべきフローについて書かれていたのです。


僕はこのノートを見た瞬間に、

「あ、絶対内定を無意味にしてしまったのは、自分自身だったのか…」

と気づきました。

完全に僕の自己分析への取り組み方が悪かったがために、世の中的には「良書」と言われているものを、無意味にしてしまっていました。


『絶対内定シリーズ』×『メモの魔力』は最強

少し話はそれますが、メモの魔力の著者の前田さんは就職活動を経て、内定率約3000倍の外資証券会社に内定をもらったそうです。

その秘訣は、なんといっても20冊以上にも及ぶ、自己分析ノート。


就職活動時に自分自身が頑張れる環境や、やりたいこと、強みや弱み、将来ありたい像…

などをひたすらに


「事実抽象化転用」


上記のフローに沿って書き続けたそうです。


もちろん内定率3000倍の状況で内定を獲得するには、それなりのポテンシャル(過去の経験)も必要かもしれません。ですが、自己分析によってそのポテンシャルを100%以上の力で発揮できていたのではないかと思います。


と、ここまでだらだらと書き連ねて来ましたが、

「絶対内定シリーズ」×「メモの魔力」

最強だと思っています。


というのも、

メモの魔力の考え方の型を利用して、絶対内定シリーズの設問を解きまくる

こんな使い方をマスターできれば圧倒的な自己分析ができるのではないかと思います。

まとめ

自己分析は何をすればいいの?という悩みを抱えた学生が本当にたくさんCSParkCareerにも来ています。
もちろん、うちに来ていただいても自己分析のお手伝いはできます。


ですが、僕たちがお手伝いできる自己分析には時間の制限があります。

だからこそ、自分一人で自己分析がしっかりできるような状態を作ることができれば、それは就活強者に大きく一歩近づけるのではないでしょうか。


最後まで読んでいただきありがとうございます。
この2冊に興味が持てた方はぜひ書店に行って購入してみて下さい!


※「メモの魔力」の内容のまとめサイトを以下に貼っておきます。
https://goo.gl/JGXd6n

※自己分析のやり方をセミナーを通して知りたい!という方はこちら。

https://career.cs-park.jp/seminar/

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