納得内定に向けて、承諾前に是非読んでみてください。
この時期に複数社から内定を獲得している学生もいるのではないでしょうか?
「内定はあるけど、どの会社に決めたらいいんだろう?」
「1社内定を獲得したけど、本当にここで就活を終えていいの?」
そんな悩みを解決するための本を、要約と共にご紹介します。
①転職の思考法
本の想定読者
この本は、実際に働いている人向けに書かれた本です。
ただし、ストーリー形式で書かれているため非常に読みやすく、どんな人でもスラスラと読めます!
一部要約の紹介
①自分の職種の寿命を知ろう
あなたの仕事は何年先まで残っていますか?
オックスフォード大学の研究によるとAIの発達により、
今後10~20年の間で約50%の仕事が消える可能性があるとされています。
皆さんが、今後就こうとしている、仕事も実は40歳ごろにはなくなっている可能性が高いのです。
では、何を見れば、仕事の寿命を知ることができるのでしょうか?
その際に大事な視点は
ⅰ代替可能性の高さ
ⅱ椅子の数の多さ
です。
理想の状態は順番に
ⅰ代替可能性が”低い”×椅子の数が”少ない”
ⅱ代替可能性が”低い”×椅子の数が”多い”
ⅲ代替可能性が”高い”×椅子の数が”多い”
ⅳ代替可能性が”高い”×椅子の数が”少ない”
となります。あなたの仕事は今後、どこに位置づけられますか?
そんな視点で内定企業を見て、承諾するかどうかを決めるのも一つの方法かもしれません。
②業界の成長性
次は自分が属している業界は市場価値が今後高まっていくのかどうか?について触れています。
それを確かめるための視点は
・複数のベンチャーが参入し、伸びているサービスに参入しているか
が挙げられます。
伸びている企業は、一つの成功事業だけでなく、世の中の変化に合わせて常に新しい挑戦をしています。
まずは、そんな新しい挑戦に取り組んでいるのか?を確認してみてください。
例えば
メーカーであれば『IoT』にどれだけ投資をしているか?
商社であれば『脱資源』にどの程度取り組んでいるか?
広告業界であれば『デジタル化』に取り組んでいるか?
など、その業界のトレンドやサービスを捉えられているか。
を確認してみてください。
(もっと詳しく知りたい方はこちら!→https://note.com/1996_0928/n/nf914a2224439)
②科学的な適職
本の想定読者
・自分がどんな仕事に向いているかを知りたい人
・ワークライフバランス?給料?やりがい?好きな仕事?
など、仕事を選ぶ上で自分にとってベストな選択を知りたい人
一部要約の紹介
仕事経験がない新卒学生が、仕事のやりがいを知ることは、困難です。
とはいえ、新卒で選択した業界・職種を途中で変えることもまた難しい。
だからこそ、難しいながらに仕事でのやりがいを知り、自分にあった業界や職種を内定承諾をする前に決めきる必要があります。
では、これまでの社会人が感じてきた仕事でのやりがいとは何なのでしょうか?
仕事にはたくさんのやりがいが存在しますが、
それらを大きく7つのやりがいに分け、
ⅰ自分にとって大切なやりがいを明確にする
ⅱ内定承諾先の企業はそのやりがいを得られるのか?
という流れでこの本を活用してみてください。
7つの仕事のやりがい
下記7つが仕事におけるやりがいと言われています。
①自由~その仕事に裁量権はあるのか?~
②達成~前に進んでいる感覚は得られるのか?~
③焦点~自分のモチベーションタイプに合っているのか?~
④明確~なすべきことやビジョン、評価軸ははっきりしているか?~
⑤多様~作業の内容にバリエーションはあるのか?~
⑥仲間~組織内に助けてくれる仲間はいるのか?~
⑦貢献~貢献度が判別できるのか?~
上記のうち2つを事例を交えて紹介しますね。
①自由~その仕事に裁量権はあるのか?~
大きな会社になればなるほど、自分の考えで意思決定できる範囲(=裁量権)は小さくなる傾向にあります。
例えば、ベンチャー企業やスタートアップ企業に入ると裁量権はとても大きく2,3年目で事業の立ち上げを経験できる可能性もあります。
一般に大手企業では、裁量権が低いと言われていますが、実はそれも『企業によってばらばら』です。
裁量権の低い某大企業では「入社後10年間は異動はなく、ずっと営業」を続けることもあるんだとか。
また、同じ大企業でも
・入社6年目で部長に昇格(某保険会社)
・入社2年目で新卒採用責任者(某専門商社)
・入社8年目で新規事業責任者(某コンサル会社)
など、企業によって様々です。
実際に転職理由調査によると「仕事の領域を広げたい」という理由が上位に並ぶそうですね。
②達成~前に進んでいる感覚は得られるのか?~
仕事には前に進んでいる感覚を頻繁に得られる仕事と、得にくい仕事があります。
例えば、高級不動産販売の営業のノルマは3ヶ月に1戸、販売することだったりします。
前に進んでいる感覚が大事な人にとっては、このようなKPIは非常に辛く感じるものです。
逆に、毎日2,3件受注可能なサービスの営業担当であれば、毎日”前に進んでいる達成感”を味わうことができます。
7つのやりがいのうち、自分のモチベーションに関わってきそうなものを明確にすることで、ミスマッチの確率を大きく下げることができます。
皆さんはどんな仕事にやりがいを持ちますか?
そして、内定先の企業はそのやりがいを満たしてくれますか?
是非、そんな視点で企業を見ながら承諾先を決めてみてください!
(もっと詳しく知りたい方はこちら→https://www.youtube.com/watch?v=fPoL-xAMrQ0&t=1s)