プロフィール
大学:獨協大学
部活動:野球部
名前:土屋壱成
内定先企業:コンサル
大学時代は部員数約160名の体育会野球部で学生コーチとして週6日の部活動に励みながら、圧倒的な計画性と確固とした就活軸を武器に納得内定をつかみ取った土屋君の就職活動に迫りました。
週6の部活動と就活の両立
私の所属する野球部は週に6日練習があったので基本的に就職活動は残り1日の部活がない日に行っていました。1.2年次はプレーヤーとして、3年次からは学生コーチとして部活動に携わっていました。体育会野球部は部員160名という大きな組織であったため練習の指揮をとる学生コーチの役割も非常に大きいものでした。
同期の中には就活を理由に部活を休んでいる仲間もいましたが学生コーチとしての責任感もあり、部活と就活の両立にこだわりました。
納得内定の勝因はスタートダッシュ
意識していたことは、早い時期から計画的に就活を始めたことです。先輩から「22卒は例年よりも選考ペースが早まるだろう。」という話も聞いていたため、周囲よりも就活を始める時期は早かったと思います。
また、部活によって就活に割ける時間も限られていたため本当に受けたい企業に絞って選考を進めたことも両立を可能にした要因として大きかったと思います。
自己分析と業界分析の同時並行
就活を始めるにあたってまず自己分析と業界分析を行いました。まず自分のことを知らないと行きたい会社も分からないと思い、CSParkCareerやマイナビのセミナーなどを活用しながら自己分析を進め、同時に四季報等を使って業界分析を行いました。
「自分」と「社会」の両方の認識を深めていく中で自分のやりたいことや大事にしたいものが見つかったと思います。
幸せになるために市場価値を高める
就活を通して将来像を考えていく中で、一番根本には「幸せになりたい!」という気持ちがありました。自分が幸せになるためには何が必要かを考えたときに「名誉」や「成長」という言葉も出てきましたが、何よりも「人間関係」が大事だと思いました。
どんな人とも良い人間関係を築いていくためには自分自身が高い能力やスキルを持っていることが必要だと考え、自身の市場価値を高めることが必要だと思いました。
このビジョンを踏まえ就活軸は2つありました。就活軸は会社を選ぶうえで「ここだけは譲れない!」と思っていた部分なのでこの軸を早い段階から決めたことも自分にとっては重要であったと思います。
(1)成長している企業であるか?
コロナの影響によって何よりも社会や経済の移り変わりの激しさを痛感しました。そういった状況の中で自分自身のスキルで生きていきたいと強く思うようになり、自己成長の必要性を感じました。自分自身がより大きく成長していくには会社自体が成長している企業で働くことが重要であると考えました。
(2)高めあえる環境であるか?
15年間の部活動生活を通して環境の大切さを実感していました。将来も大きな目標を掲げている会社で向上心のある仲間とともに切磋琢磨しながら働きたいと思い、会社の雰囲気や社風を重視していました。
この原体験は部活動にあります。中学時代はチーム自体がそれほど強いわけではなく自分自身の頑張りでチームを引っ張っていくことが多かったのです。対して高校・大学時代のチームは当たり前に周囲の仲間も同じ熱量で頑張っていて、仲間が頑張っているから自分もさらに頑張ろうと思うことができました。
長期的に考えても周囲と高めあうことのできる環境の方が自分の市場価値を上げることができると思い、この環境軸を決めました。
体育会学生の強みは継続力
私自身小学校から大学まで野球を続けていましたが、大学で体育会に入ってまで部活を続ける人は多くはないように思います。
体育会に入っていたことで周囲に比べ競争できる場所が違うなと思っていましたし、「努力」という部分でも体育会で継続的に頑張ってきたことが就職活動の中で評価されることは多かったと感じました。
23卒の学生に向けてメッセージをお願いします!
自己分析であっても業界分析であってもなるべく早く就職活動を始めることが大事だと思います!体育会学生は忙しいですが、就活を早い段階で始めることで部活との両立も可能になると思うので、ぜひ両方を追いかけて頑張ってほしいです!