プロフィール
大学:国士舘大学
部活動:トライアスロン部
名前:八巻健治
内定先企業:建材メーカー
就活は楽しかったですか?
辛かったはずが「楽しい」に
12月から始めた就活ですが、5月までは最終面接に進めた会社は1社と苦戦していました。1・2次面接に落ちてしまうもどかしい期間を経て、徐々に最終面接に進めるようになってからは手ごたえを感じ、楽しくなっていきました。
上手くいくようになったきっかけは「伝え方」
はじめは面接慣れをしておらず、自分自身を上手く伝えられていませんでした。エージェントや家族を頼った時に「その伝え方ではアバウトで、面接官には伝わらないよ」と助言をもらい自覚したのが、きっかけです。それから、志望動機・学チカ・自己分析を見直し、自分でも自身をよく理解し上手い伝え方を身につけたことで、面接にも通過するようになっていきました。
面接で伝えていたことは?
軸は「人の生活を支える」
就活を通じて最初から最後まで変わらなかった軸です。序盤の面接は、軸に関してもアバウトでした。しかし、段々と過去の経験を結び付けて話せるようになっていきました。小中と野球部でキャプテンを務めたことや大学でトライアスロン部の副主将を務めたことなどが、今の志望動機に繋がっていったのです。
大学で”裏方”を経験したことが
就活軸に
高校までは野球部で、家族やマネージャーなどに支えられながらプレーをしているだけでした。しかし大学で副主将を務め、プレーだけではなく裏方のような仕事もするようになったことがきっかけです。「誰かを支えたい」という思いが強くなり、それが仕事を通じて「人の生活を支える」という就活軸に繋がりました。
トライアスロンで鍛えた強みは?
『トライアスロンよりきつい仕事はない!』
選考中に面接官の方に言われたことです。それほどトライアスロンは耐久力が求められるという比喩かもしれませんが…1週間に3種の競技を組み込む競技です。当然調整力が求められます。また自分は高校まで野球一筋にやりきり、初心者で大学からトライアスロンを始めました。3種の競技のどれにも専門競技がなかったため、波がなく「全体的にできる」ことを強みにしていました。また、専門がなくてもへこたれず何においても根性を発揮するというのも、身につけてきた強みです。
自身の就活に点数をつけるとしたら?
80点の出来でした
あとの20点は、早い段階から就活を始めていれば補えたかもしれません。私は3年夏から消防士を目指して勉強をしていました。自己分析をする目的だけで12月にCSParkCareerを訪れたのですが、そこで将来性なども考えた結果、消防士だけでなく一般企業も視野に入れるようになりました。早い段階から自己分析等を行っていれば、柔軟に幅広く目を向けられていたかも、と思います。
後輩にメッセージをお願いします!
他の人の意見を積極的に取り入れて
自分は就活を何も知らない段階から始めましたが、エージェントや家族など周囲の人に相談に乗ってもらうことで自己理解が進んだと思います。1人で抱えずに周りを頼ることが、成功への近道です。
頑張ってきたことに自信を持って
「体育会は就活に有利」などと言われますが、自分はそうは思いません。体育会というだけで優遇されることはありません。しかし「頑張ってきたことがある」という事実は、体育会学生の最大の強みだと思います。
自分であれば「幹部としてチームを支える立役者になったこと」「無知から競技を始め自ら学ぶ姿勢を身につけたこと」など、これを頑張ったと言えるものがあることで、学んだことを具体的に説得力を持って話せました。ぜひ、頑張ってきたことに自信を持って伝えていってください。