【業界研究:WEB】ビジネスモデルと人気企業紹介

はじめに

いま最も勢いのある業界の1つで、体育会学生を含む就活生に人気の業界である「IT業界」

 

なかでもインターネット・WEBを活用して事業展開を行っている「WEB業界」は約20年という歴史が浅いからこそ、若い世代にとても人気があります。

 

今回は、この「WEB業界」について詳しく説明していきたいと思います。

 

業界について

そもそも「WEB業界」とはどのようなものなのでしょうか?

1990年代に誕生したインターネット・WEBを活用して事業やサービスを展開しているのが「WEB業界」になります。


「IT(Infomation Technology:情報技術)」と混同してしまっている人が多いかと思うので、改めて説明したいと思います。「IT」はその名の通り、「情報」に関する「技術」のことを指します。


「情報技術」というのは上手い言葉で、その定義は幅広く、一つのことを指しているわけではありません。「情報」を伝える「通信」も「IT」だし、「通信」を支える「機器」を取り扱うことも「IT」です。


インターネット・WEBを介して「情報」を取り扱う「WEB業界」も広い意味では「IT業界」に属しています。つまり、「IT業界」の中の1つに「WEB業界」があると考えてもらえれば理解しやすいのではないでしょうか。

※「IT業界」については別記事にて説明をしているので気になる人はそちらもご覧ください。 


繰り返しになりますが、インターネットが誕生してからまだ20年ほどしかたっておらず、「WEB業界」はまだまだ発展途上の業界です。それだけに、多くの未開拓エリアとチャンスが眠っている業界とも言えます。

 

一言で「WEB業界」と言ってもその裾野は広く、展開する事業・サービスは日々拡大中です。今回はその拡大中の事業・サービスをいくつかに分類したいと思います。

 

ポータルサイト(Yahoo!、Google、BIGLOBE etc)

何かを知りたい、調べたいと感じた時にいつもどうしていますか?持っているスマートフォンを開いて、「Yahoo!」か「Google」を開く人が多いと思います。

 

「ポータル」とは日本語では「入口」を意味する言葉です。つまり、「ポータルサイト」というのは「インターネット上の入り口」ということになります。

 

「インターネット」上にはあらゆる情報が公開されています。あらゆる情報の中から自分の知りたい情報を探す際に、この「ポータルサイト」を活用することで、手間が省けるメリットがあります。

 

サイト自体の利用者が多くなればそれだけ多くの数の利用データが取れますし、多くの人に見られているという意味では優秀な広告媒体としての価値も持つようになります

 

eコマース(楽天、Amazon、ZOZO etc)

「Electronic Commerce」の略語で、日本語訳すると「電子商取引」のことを言います。身近な例で言うと、インターネット通販をイメージしてもらえればよいでしょう。

 

対消費者向けのサービスに関して言うと、実店舗を持たずにインターネットを介して商品を売買するのであれば、全て「eコマース」と言えます。いつでも自分の都合の良い時間帯に買い物ができたり、わざわざ店舗まで買いに行く手間が省けるので、生活リズムが多様化した現代では多くの人が利用しています。

 

「eコマース」の需要が高まりすぎて、商品の配達を請け負う「物流業界」に皺寄せがくるということが問題となり、ここ1,2年のニュースを騒がせていました。

 

SNS(Facebook、Twitter、LINE、mixi etc)

 今や部活内の事務連絡にもSNS(Social Networking Service:ソーシャルネットワーキングサービス)を使う部活が増えてきたのではないでしょうか?

 

「インターネット」を介して、日常のささいな出来事などを「発信・共有」することで人とのつながりを構築するサービスを総称して「SNS」と言います。友人の近況を簡単に知ることができたり、有名人の日常を垣間見ることができるのが人気の理由の1つでしょう。

 

多くの利用者がいる主要なサービスは「Facebook」、「Instagram」、「Twitter」、「LINE」の4つでしょうか。日本発という意味でいえば、「mixi(ミクシィ)」が2004年からサービスを開始しています。

 

ここ10年のIT技術(特にスマートフォン)の発展の勢いに上手く乗り、一気にその知名度あげ、利用者を増やしました。利用者の情報をとることができるのでそのデータはマーケティングにも活かされています。

 

サービスによって利用者の年齢層に違いがあることも、特徴の1つです。

 

インターネット広告(CyberAgent、オプト、アドウェイズ etc)

 「インターネット広告」とは「インターネット」上に存在するHPなどのメディアを運営していたり、広告枠の買付・販売をおこなうなど、「インターネット」に特化した広告代理業のことをいいます。

 

「インターネット」の進化・普及に伴って成長してきており、その勢いは広告媒体の売上トップである「TV」にも迫るのではとも言われています。


「インターネット広告」に関しては別の記事で詳しく取り上げているので、そちらをご覧ください。(※これは公開され次第、リンク貼ります。)


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今後の動向

 一言で「WEB業界」と言っても様々な事業・サービスがあるのはご理解いただけたでしょうか?

 

様々な事業・サービスが展開されていますが、全てに共通しているのは「利用者のデータを基にビジネスに展開している」ということです。それぞれの企業がいわゆる「マーケティング」に強みを持っています。

 

利用者がどのような検索ワードで調べているのか。どのような時間帯に商品を購入するのか。どの属性の人が「いいね」を押しているのか。広告をクリックした人は他にどのような広告にもクリックしているのか。

 

それらのデータを蓄積・分析することで見えてくる消費者意識を、自社のビジネスにはもちろん、他の業界のビジネスにも活かしていくのです。

 

とはいえ、この記事内に載せているのはほんの一部になります。それくらい、「WEB業界」の裾野は広く、成長の余地が膨大にあると考えることもできます。

 

これから「AI(人工知能)の時代」がくると言われているほど、「IT(情報技術)」の進化は加速していきます。それに伴い、「WEB業界」もその市場規模をぐんぐん拡大していくことは間違いないといえるでしょう。

 

最後に

 「裾野が広く、膨大な成長余地と聞くとワクワクする。」

「自分から動き、どんどん成長していきたい。」

 

「WEB業界」にはこのような人に向いている業界と言えるでしょう。

 

ただ一度立ち止まって考えてほしいのは、就活において一番大切なことは、自分に合った理想の働き方をするということです。


そのためにも、「自分の理想の働くスタイル」や「社風」などを見つけるために、自己分析や自己分析や企業研究は入念に行いましょう


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